座学でモジュールの1〜3までを終え、モジュール4のプロジェクト立案の手順とスキル、5のリーダーシップトレーニングを1泊2日の日程でヌエバエシハ州のキャンプ場にて行いました。野外のワークショップは屋内ではできない様々なアクティビティをすることができるため、参加者のみならず企画する側もワクワクします。
会場に到着したら腹ごしらえ、バナナの葉をお皿にして皆で文字通り「一緒に」ご飯を食べます。
バナナの皮に盛られた食事を手づかみで、参加者同士肩を寄せ合いながら食べます。個別のお皿に盛られた料理をスプーンとフォークで食べることに慣れている参加者は困惑しつつも和気藹々、手をご飯粒だらけにしながら食事と会話を楽しみました。
食事の後はチームビルディングのアクティビティをいくつか行いました。そのうちの一つで面白かったアクティビティは、縄をくぐって反対側に通り抜けるゲーム。
二本の木の間に、蜘蛛の巣のように縄を貼り、参加者がその縄に触れないように反対側に通り抜けるのですが、同じチームメイトが通った穴は通り抜けることができないため、チームで相談して、身体のサイズにあった穴を選んだり、またチームメイトが足台になり、反対側でも支えながら協力して通り抜けます。
万が一身体の一部が触ってしまった場合は、チーム一同でゴキブリがスプレーなどをかけられてもがいているような、仰向けで手足をバタバタさせるポーズをとります。
何ともゴキブリポーズが間抜けなのですが、皆でやれば恥ずかしくない(笑)
夜は、目隠しされた参加者同士がお互いに肩をつかまりながら、幾人かのリーダー(すでにトレーニングを終えて、リーダー的立場でサポートするボランティアスタッフ)のサポートを受けて、いくつかのトラップをクリアしていくワークを行いました。
目隠しで見えない中、手を引く相手への信頼、ゴールするという信念が試されます。トラップは、平均台の上を歩いたり、金網の下を四つん這いになって這ったり、タイヤのある場所を転ばないように歩いたりと大忙しです。日本でこういうことを行ったら、洋服が汚れる、あるいは危ないと不満が出るのではないかと思ってしまいましたが、ここはフィリピン、皆が楽しめて終わりよければ全てよし・・・でしょうか。
これを終えると、キャンプファイヤー。そこでは、参加者が学びを今後の生活でどのように生かしていくのかを誓い、またワークショップで築かれた絆を強くしました。
翌日は、最後に残ったプロジェクトの立案の方法のレクチャー。特にPeaceTechとしてのオリジナルなプロジェクト立案のレクチャーではないもののポイントを抑え、企画立案の助けになるコンテンツの構成です。
プロジェクトのサイクル(計画-実行-振り返り)毎のポイントと注意点をあげます。自らボランティア活動やクラブなどで取り組んだ経験がある人はわずかであるため、質問は多くはありませんでしたが、キャンプ後にチームでプロジェクトを作るため、みな真剣に聞きます。
プロジェクトは始めるのは容易いのですが、どのような結果をいつまでに出して、撤退するのか、そこが難しかったりします。そのようにして生まれてはいつの間にか消えたプロジェクトをいくつか見てきました・・・ので、参加者たちが問題にフォーカスした、背伸びをしすぎず、しかし十分にやりきれるプロジェクトを始めるようスタッフともに見守ります。
後日、何度かの参加者によるミーティングが開かれ、プロジェクト大枠が決まり、実行となりました。参加者の多数は大学生であるため、お兄さん、お姉さんとして高校生にゲームを楽しんでもらいながら、チームワークとリーダーシップを学んでもらうという1日完結のワークショップを作り上げました。高校生からすると歳が近いお兄さんお姉さんとともに遊び感覚で学べるワークショップを存分に楽しんでいるようでした。
フィリピンの夏休みの間に行なった約1週間のワークショップ。その為、参加者の大半は学生で、一部は社会人、新社会人でした。学部の専攻や専門分野はそれぞれでしたが、平和学のエッセンスを噛み砕いて、演劇ワーク、ディスカッションを多く取り入れながら、気づきが多く、実践できる学びの場を提供できるよう心がけました。
スタッフ側として、参加した学生・社会人がそれぞれのコミュニティで今回の経験をシェアしてほしいと思いました。フィリピンではまだまだ、ムスリムの人たちに接する経験が少ないためか、メディアなどの情報から彼らに対する偏見があるように思います。参加したムスリム・クリスチャン双方の参加者が両者の架け橋になればと思いました。
PeaceTechではこうしたワークショップの他、大小規模のビデオコンフェレンスの実施、インターネットディスカッションなどを定期的に行っています。ディスカションのほとんどはフィリピノ語で行われるため、参加を希望する場合はフィリピノ語の基礎を知っておくともっと活動を楽しめます。
PeaceTech
Mobile Phones : +63 918 947 2690
Address : Unit 212 Tech Portal, UP-Ayala Land technohub, Commonwealth
1101 Quezon City, Philippines
Website: http://www.peacetech.net
Email: peacetech.net@facebook.com
Facebook: https://www.facebook.com/peacetech
会場に到着したら腹ごしらえ、バナナの葉をお皿にして皆で文字通り「一緒に」ご飯を食べます。
バナナの皮に盛られた食事を手づかみで、参加者同士肩を寄せ合いながら食べます。個別のお皿に盛られた料理をスプーンとフォークで食べることに慣れている参加者は困惑しつつも和気藹々、手をご飯粒だらけにしながら食事と会話を楽しみました。
食事の後はチームビルディングのアクティビティをいくつか行いました。そのうちの一つで面白かったアクティビティは、縄をくぐって反対側に通り抜けるゲーム。
二本の木の間に、蜘蛛の巣のように縄を貼り、参加者がその縄に触れないように反対側に通り抜けるのですが、同じチームメイトが通った穴は通り抜けることができないため、チームで相談して、身体のサイズにあった穴を選んだり、またチームメイトが足台になり、反対側でも支えながら協力して通り抜けます。
万が一身体の一部が触ってしまった場合は、チーム一同でゴキブリがスプレーなどをかけられてもがいているような、仰向けで手足をバタバタさせるポーズをとります。
何ともゴキブリポーズが間抜けなのですが、皆でやれば恥ずかしくない(笑)
夜は、目隠しされた参加者同士がお互いに肩をつかまりながら、幾人かのリーダー(すでにトレーニングを終えて、リーダー的立場でサポートするボランティアスタッフ)のサポートを受けて、いくつかのトラップをクリアしていくワークを行いました。
目隠しで見えない中、手を引く相手への信頼、ゴールするという信念が試されます。トラップは、平均台の上を歩いたり、金網の下を四つん這いになって這ったり、タイヤのある場所を転ばないように歩いたりと大忙しです。日本でこういうことを行ったら、洋服が汚れる、あるいは危ないと不満が出るのではないかと思ってしまいましたが、ここはフィリピン、皆が楽しめて終わりよければ全てよし・・・でしょうか。
これを終えると、キャンプファイヤー。そこでは、参加者が学びを今後の生活でどのように生かしていくのかを誓い、またワークショップで築かれた絆を強くしました。
翌日は、最後に残ったプロジェクトの立案の方法のレクチャー。特にPeaceTechとしてのオリジナルなプロジェクト立案のレクチャーではないもののポイントを抑え、企画立案の助けになるコンテンツの構成です。
プロジェクトのサイクル(計画-実行-振り返り)毎のポイントと注意点をあげます。自らボランティア活動やクラブなどで取り組んだ経験がある人はわずかであるため、質問は多くはありませんでしたが、キャンプ後にチームでプロジェクトを作るため、みな真剣に聞きます。
プロジェクトは始めるのは容易いのですが、どのような結果をいつまでに出して、撤退するのか、そこが難しかったりします。そのようにして生まれてはいつの間にか消えたプロジェクトをいくつか見てきました・・・ので、参加者たちが問題にフォーカスした、背伸びをしすぎず、しかし十分にやりきれるプロジェクトを始めるようスタッフともに見守ります。
後日、何度かの参加者によるミーティングが開かれ、プロジェクト大枠が決まり、実行となりました。参加者の多数は大学生であるため、お兄さん、お姉さんとして高校生にゲームを楽しんでもらいながら、チームワークとリーダーシップを学んでもらうという1日完結のワークショップを作り上げました。高校生からすると歳が近いお兄さんお姉さんとともに遊び感覚で学べるワークショップを存分に楽しんでいるようでした。
フィリピンの夏休みの間に行なった約1週間のワークショップ。その為、参加者の大半は学生で、一部は社会人、新社会人でした。学部の専攻や専門分野はそれぞれでしたが、平和学のエッセンスを噛み砕いて、演劇ワーク、ディスカッションを多く取り入れながら、気づきが多く、実践できる学びの場を提供できるよう心がけました。
スタッフ側として、参加した学生・社会人がそれぞれのコミュニティで今回の経験をシェアしてほしいと思いました。フィリピンではまだまだ、ムスリムの人たちに接する経験が少ないためか、メディアなどの情報から彼らに対する偏見があるように思います。参加したムスリム・クリスチャン双方の参加者が両者の架け橋になればと思いました。
PeaceTechではこうしたワークショップの他、大小規模のビデオコンフェレンスの実施、インターネットディスカッションなどを定期的に行っています。ディスカションのほとんどはフィリピノ語で行われるため、参加を希望する場合はフィリピノ語の基礎を知っておくともっと活動を楽しめます。
PeaceTech
Mobile Phones : +63 918 947 2690
Address : Unit 212 Tech Portal, UP-Ayala Land technohub, Commonwealth
1101 Quezon City, Philippines
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